Tリーグ1年目に勝手に思うこと。
2018年10月に開幕したTリーグ。
開幕当初から優勝候補と言われている
木下マイスター東京
引用元:選手・スタッフ - 木下マイスター東京 - 卓球 Tリーグ(T.LEAGUE)
2019年全日本選手権の結果を見て
皆思ったに違いない。
木下マイスター東京強すぎるって…。
ご存知かとは思いますが
一応2019年全日本選手権の結果と
照らしてみましょう。
水谷選手:優勝(10度目)
大島選手:準優勝
張本選手:ベスト4
田添健太選手:ベスト8
田添響選手:ベスト16
松平健太選手:ベスト32
Tリーグの2018年12月27日時点の順位表を見ても明らか。
卓球は、いくらチーム戦でも
ダブルスを除けば、個人戦の集まりだから
サッカー、バスケ、野球などと異なり、
個々の強さが如実に結果に反映されてしまう。
例えばだが、
中国のトップ選手を
他のチームが獲得することができれば
一気にランキングが変わるかも知れない。
選手はダブルスと個人戦1試合、
又は個人戦1試合とビクトリーマッチの最大2試合参加できる為、
強い選手が一人いれば
勝ち点を2点、手に入れることができる。
さらにもう一人いれば
(例えばだが、世界ランク1位の樊振東選手と2位の許昕選手を獲得できれば)
第1マッチのダブルスを2人で組んで
(ダブルスの人がそのまま第2マッチには出れないので)
第3マッチ、第4マッチと出て勝利すれば
勝ち点3で勝利となってしまう。
引用元:About Tリーグ - 卓球 Tリーグ(T.LEAGUE)
しかし、そしたらそのチームが今度は
ずっと勝ち続けるだけだ。
個人的には
卓球はめちゃめちゃ好きだし、
Tリーグができたことはめちゃめちゃ嬉しいことだけれど
卓球の性質上、
この問題は必ずつきまとってしまう。
中学は6人制
シングルス4試合:A、B、E、F
ダブルス1試合:C&D
だけれど、
高校からは4人制
シングルス4試合:A、B、C、D
ダブルス1試合:A&B以外の組み合わせ
なので、
めちゃめちゃ強い選手が2人いれば
団体戦で勝てるという。
これはきっと
Tリーグ運営側、関係者はずっと頭を悩ませているはず。
1年目は注目を集めるだろうけど
2年目以降をどうするか。