YouTube 20190209/全日本2019/ジュニア男子決勝
大会4日目|ジュニア男子 決勝 戸上隼輔 対 宇田幸矢|全日本卓球2019 ダイジェスト
動画を観ていると、
前半は宇田選手が積極的なプレーで2ゲームを先取している。
ところが
その後3ゲームをとられて戸上選手に逆転負けしてしまう。
卓球レポートの記事でも
決勝は宇田が打球点が速い上に威力のあるボールでラリーの主導権を握り、ほとんど一方的な内容で2ゲームを連取する。続く第3ゲームも0-3と離し、誰もが宇田の優勝を確信しようとしたところで戸上ベンチがたまらずタイムアウト。
と宇田選手が一方的な展開で攻めていたことがわかる。
ここで、橋津監督の
まだ試合は終わってない。戦術なんか捨てて開き直れ!
のセリフが戸上選手を目覚めさせる。
これまで宇田の球威に押されて台から下げられていた戸上は、ひるまずに前に位置取りすることから勝機を見い出しにかかった。(中略)大逆転で優勝を手にした。
こういうときになんて言葉をかけたらよいのか非常に迷うと思う。
その中で、「戦術なんか捨てろ!」と「戸上選手の気持ちが一番大事」と考えた
監督はさすがだった。
どんなスポーツでもそうだが、
技を極めたその先に必要なのは、「折れない心」なんだろうな。