全日本選手権 2019/男子シングルス 6回戦
男子シングルス6回戦が終了。
結果は下記サイトより引用
- 1.大島選手 対 定松選手
- 2.丹羽選手 対 濱川選手
- 3.張本選手 対 田添健汰選手
- 4.田添響選手 対 高木和選手
- 5.上田選手 対 水谷選手
- 6.吉田選手 対 木造選手
- 男子シングルス7回戦(ベスト4決定戦)
- 男子ダブルス準決勝&決勝
1.大島選手 対 定松選手
大島選手が圧倒的強さで勝ち進んでいます。
今大会3試合して1ゲームしか落としておりません。
かなり調子が良さそうです。
2.丹羽選手 対 濱川選手
丹羽選手もストレート勝ち。
ワールドツアー中のときも
林高遠選手に勝利した吉村和弘選手と当たって
ストレート勝ちと世界トップランカーとしての
圧倒的な強さを見せます。
その一方で、
本大会初戦では
愛知工業大名電高エースの曽根選手に
かなり苦しめられた印象があります。
初戦だったからでしょうか…。
(専用サイトにはスコアシートも掲載されるようになってすぐに詳細な結果を見れて有難いです)
このままギアを上げていってくれるということでしょうか!
期待!!
3.張本選手 対 田添健汰選手
張本選手と田添健汰選手との試合は
下記の動画を観ても分かる通り
張本選手の調子がかなり悪そうに見えます。
卓球 張本 智和 vs 田添 健汰 全日本卓球2019
昨年の全日本ではもっとガンガンに攻めていた印象でしたが
今年は攻めきれていない感があります。
張本選手はワールドツアーグランドファイナルで優勝した秘訣として
・緩急をつける(ストップやブロックなど)
・後の先をとる(相手に攻めさせてカウンターする)
実際にグランドファイナルの準決勝や決勝の動画を観ても
以前の張本選手ならずっと攻撃していそうな場面でも
上手くブロックして緩急をつけていました。
本人もコメントで
「今まで(得意な)チキータやバック(ハンド)だけで攻めて、入れば簡単に勝てますけど、入らなくて負ける試合が何回もあった。バックは十分威力があるので、(今大会では)まず入れることを重視して点を取れなかったら攻める。攻めてから引くと相手が勢いに乗ってしまうので、最初は慎重に慎重にと思っていました」
と語っています。
ところが、今回の全日本選手権ではそれが裏目に出てしまったのではないでしょうか。
つまり、単純に
「積極的に攻める」「慎重に入れる」
をどのタイミングでどっちを使うかが
わからなくなってしまっているのではないでしょうか。
結果、迷いながらの卓球になり、
当然、プレーにメリハリがつかなくなってしまっているように思います。
まぁ迷いながら卓球してるのに、
全日本選手権の6回戦に勝ってるのも十分すぎるほど凄いのですが…。
この迷いを振り切れるかが、ポイントになるかと思います。
どんどん相手は強くなるわけですし。
4.田添響選手 対 高木和選手
個人的には現代の前陣卓球に対応して強くなり
昨年全日本ベスト4になった森園選手を倒した
高木和選手が気になっていましたが、
田添響選手に軍配が上がりました。見事です。
5.上田選手 対 水谷選手
これは水谷選手の強さ、安定感を示しています。
スコアシートみても、
1ゲーム目はデュースでとられていますが
その後は競るも4ゲーム連取して勝利しています。
中国選手がそうですが、
本当に強い選手は競ったときに強いのが特徴です。
6.吉田選手 対 木造選手
松平賢二選手とのフルセットドュースを制した
木造選手が勢いそのままに
全日本男子ジュニア優勝者の戸上選手を倒した吉田選手に勝利。
吉田選手はTリーグで主力メンバーとして試合に出ており、
昨年の全日本選手権では丹羽選手に勝利する等
勝負強さをもつ選手でしたが、敗れてしまいました。
男子シングルス7回戦(ベスト4決定戦)
これでベスト8は出そろいました!
明日からはいよいよベスト4決定戦!
全部気になりますが、
一番の注目度はやはり、
丹羽選手(世界ランク9位) 対 水谷選手(同10位) ですね!
楽しみ~~。
男子ダブルス準決勝&決勝
明日の男子ダブルス準決勝で当たる
水谷・大島ペアと木造・張本ペアは
全員男子シングルスに残っており、
ベスト4決定戦ではこの4人は当たらないので、
気持ちとしては(選手としては当たり前なんでしょうけど)
シングルスでベスト4に残り、
ダブルスで優勝して
その勢いでシングルス準決勝・決勝も勝ちたいはず。
ベスト4決定戦で負けて
その気持ちのままダブルスに臨みたくないだろうし、
ベスト4になって
ダブルスで負けて
その気持ちを翌日のシングルスに引きずりたくないだろうし、
一番は全部勝利して翌日に繋げることですよね(そりゃそうだ)。
皆頑張ってくださーい!!
楽しみーーー!